評価うなぎ上り ドラマより甘い石原さとみの“唇”と“演技”
昨年末、ワールドワイドな美人番付で日本人最高位に選ばれたのもうなずける。どこかアカ抜けない“田舎の小娘”から脱皮し、ここ1、2年で大人の色気をまとい始めた石原さとみ(27)。
化粧品、通信、アパレル、金融、教育などCM出演社数は9社(13年)と好感度は以前から高いが、女優としての評価もウナギ上り。小栗旬主演の月9「リッチマン、プアウーマン」(12年7月期)で20代半ばで女子大生役を好演し、「一時期なりを潜めていたが、ここ最近、ドラマの企画会議でちょくちょく名前が挙がってくるようになった」(在京キー局関係者)。昨年12月には特別企画枠で小池真理子原作の「恋」(TBS系)で主演を務め、正月の特番ドラマ「新参者・眠りの森」(TBS系)でも主要な役どころを演じるなど絶好調だ。
極めつきは1月にスタートした月9ドラマ「失恋ショコラティエ」(フジテレビ系)。刑事モノと医療モノが乱立する今期ドラマにあって、唯一のド直球の恋愛モノ。下馬評は決して高くなかったが、「見どころは主演の松潤より石原さとみ。彼女の代表作になり得る作品」(テレビ誌ライター)というのである。