滝藤賢一初主演「俺のダンディズム」効果で高級品がバカ売れ
先月末に待望の女児が誕生。4児のパパになった俳優界のビッグダディこと滝藤賢一(37)の勢いが止まらない。
「半沢直樹」で主人公の同僚役を演じ、一気にブレーク。「最近は仕事のオファーが多すぎて、インタビュー取材は媒体を選んでいる状況」(出版関係者)ともなれば、堺雅人にも劣らぬ人気ぶりである。
現在レギュラー出演しているドラマは計3本。NHK土曜ドラマ「ロング・グッドバイ」、小栗旬主演の「BORDER」(テレビ朝日系)に加え、初主演ドラマ「俺のダンディズム」(テレビ東京系、水曜23時58分~)。実はこの初主演作がきっかけで、“滝藤ブーム”が巻き起こりつつあるという。
■年収710万円のくたびれリーマン
同作で滝藤が演じるのは、年収710万円のサラリーマン。おしゃれに疎い“くたびれ課長”だったが、「ダンディーな男性が好み」という部下OLの一言を機に一念発起。男モノのありとあらゆる一級品を取り扱う女店主の店を訪れ、時計だの靴だの手帳だのと毎回1アイテム、それぞれのジャンルの一流品のレクチャーを受け、うんちく好きの中年モテ男へと変貌。さすが、無名塾出身の演技派である。見る者の購買欲をかきたてるのが実にうまい。