「妻は命の恩人」 市村正親が復帰会見で篠原涼子への感謝語る
胃がんで腹腔鏡手術を受け、先月9日の退院後も静養していた俳優の市村正親(65)が3日、都内で復帰会見を開いた。
病気公表後、これが初の公の場だった。手術前と比べて体重が4~5キロ減ったというが「無事に帰ってきました!」と高らかに宣言した。
7月27日に、早期の胃がんと公表し、出演中だったミュージカル「ミス・サイゴン」を途中降板した。翌28日に入院し、全身麻酔で胃の2分の1を切除。手術には妻の篠原涼子(41)も立ち会ったという。
6歳と2歳半の息子2人のサポートにも、「家族って本当、いいなと……」言葉を詰まらせ、涙を見せた。
市村は、がん克服に篠原の一言が大きく影響していたことを明かした。
6月上旬に病院から「急性胃炎」との診断を受けたが、篠原から「こんなに痛がっているのは心配だ」と指摘され、内視鏡など精密検査を受けることを決断したという。「急性胃炎のまま放っておいたら、知らないうちに進行していたかもしれない。(篠原は)命の恩人」と感謝した。
がん克服には早期発見、早期治療が肝要なようだ。