デビューは78年。歌謡曲の黄金期だった70年代と、シンガー・ソングライター全盛期の80年代をまたいで活躍したほぼ唯一の存在で、双方が描いた世界観を持っているのも魅力だ。
「彼女は悲しい曲でもウエストコースト的な明るさで歌うところもいい。“山下達郎節”が入っているのかな。ダンナの影響を強く受けているはずです」(麻生香太郎氏=前出)
収録曲は、NHK朝ドラ「だんだん」の主題歌「縁の糸」、同ドラマ「芙蓉の人~富士山頂の妻」の主題歌「深秋」、CMソング「ウイスキーが、お好きでしょ」など全15曲。聴いてみますか。