女王に陰り? 松任谷由実の“歌声の変化”にファンのため息

公開日: 更新日:

「年々、歌声は衰えているが、まさかここまでとは……」(観劇した音楽関係者)

 驚きとともに失望が漏れ聞こえてきたのが、8日から東京・帝国劇場で上演中の音楽劇「Yuming sings… あなたがいたから私がいた」。

 シンガー・ソングライターの松任谷由実(60)が自身の楽曲と演劇を融合させた舞台である。12年に第1弾が上演され、今回は第2弾。だが、2年前に比べ楽曲のレベルはかなり落ちてしまったようだ。

「体形など見た目はぜんぜん変わりませんが、歌声ばかりはどうにもならない。劇中では『ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ』『守ってあげたい』、カーテンコールでは『春よ、来い』など10曲以上を披露したが、全体的に曲のキーを下げ、徐々にキーを上げる部分では声を精いっぱい張っても出ないのが痛々しいほど。往年の歌声を期待してきたファンはがっかりするのでは」(前出の関係者)

 演劇の部分は比嘉愛未、渡部豪太ら若手演技派が出演する純愛劇。公演に先立つ記者会見でユーミンは、「今回はバスタオルが必要。大変自信を持ってます」と感動作であることをアピールし、公演初日には全キャストとスタッフ分、約200個もの京都の料亭会席弁当を差し入れるなど、気合十分。夫で音楽プロデューサーの松任谷正隆氏は「次があったらSFです」と次回作の構想を明かすなど盛り上げていた。だが“ニューミュージックの女王”にも陰りが見え始めているのは間違いなさそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由