映画が大苦戦…「あまちゃん」貯金が尽きた能年玲奈の正念場
「原作ファンを思うように取り込めず、かといって一般の映画ファンが見たがるような題材でもない。もっとも作品自体は独特の世界観がきちんと描かれ、それなりに面白い。小規模な単館モノとして扱えばよかったのに」(映画ライター)という惜しむ声もあるが、一方ではこんな辛辣な意見も……。
「能年はあのキャラといい、容姿といい、同世代の多くの女子が憧れる存在とは言い難い。今回の作品は顕著にその傾向が表れた結果といえるでしょう。前作の『ホットロード』は興行収入24億円超の大ヒット作となりましたが、これは流行語大賞の候補にもなったマイルドヤンキーブームを象徴するような内容に加え、相手役のEXILEメンバー・登坂広臣目当ての客が劇場に足を運んでいたのが目立った。次から次へと新顔の若手女優が出てくる時代に“あまちゃんの主人公”を売り文句にするのは正直、もう難しいでしょう」(映画関係者)
次回作はすでに決まっているというが、「あまちゃん」貯金が尽きた能年。新年早々、女優としての正念場に立たされている。