たしかに、これまでは主役というより主役のライバルや恋人役を演じ、引き立て役が多かった波瑠。それでも、ドラマや映画の製作スタッフの評価が非常に高いのは、どんな役柄でも腐ることなく真剣に演技に取り組んできた姿を彼らが見てきたから。
「演技力には定評があるのにブレークできなかったのは、美人過ぎて逆に個性が足りなかったのも理由のひとつ。女優根性もあり、どんな役でも徹底的に追求して演じるため、演じる役ごとに違う女になり、イメージも定着しなかったのも大きい。しかし、長丁場のNHKの朝ドラなら役柄も浸透するし、知名度は全国区。ここからが勝負です」(芸能リポーター)
ようやく巡ってきた“春”を謳歌できるか。