人気か恋愛か…キスマイ藤ケ谷が直面する“アイドルの宿命”
「一時の恋で将来を棒に振ることはできない。それでも恋はしたい。そんな葛藤をすることもありました。よく『忙しくて恋する暇はない』と言いますが、忙しい時ほど恋も充実するし、束の間の時間を使ってでも会いたくなるものです」
藤ケ谷も瀧本も多忙を極める中の逢瀬だった。かつてアイドルは事務所社長宅に居候することもあれば、寮に入って私生活を管理された時代もあった。今は時代が違う。
アイドルも大人になれば私生活は自己管理だが、発覚すると事務所が介入することも少なくない。付き合いを継続するか否か――という難題に取り組む。総じて日本のアイドルはビジュアル人気が優先する。恋をするなら、スキャンダルに動じない「芸」を身に付けるしかない。
(ジャーナリスト・二田一比古)