まるで大名行列だった…加山雄三「ゆうゆう散歩」卒業のウラ
加山雄三が25日、全国ツアーのファイナル公演前の会見で、12年5月から出演しているテレビ朝日系「若大将のゆうゆう散歩」を今年9月いっぱいで卒業することを発表した。
加山は現在、自然エネルギーを利用して航行する災害救助船を造船中で、番組卒業の理由は「80(歳)になるまでに、船を完成させたい。時間がない」と話しているという。
全国ツアーと番組をダブルで卒業。今後は単発の公演やBS朝日でスタートする新番組へ出演するというが、どうやら、最後まで「散歩」にはなじめなかったようだ。
「故地井武男さんの『ちい散歩』終了を受けてスタートした同番組。腰が低くて親しみやすい地井さんと違い、加山はまるで大名行列のようにスタッフを引き連れ、常に“上から目線”。やれ暑いだの、うまいものがないだの現場で愚痴ばかりこぼしていた。番組のタイトルそのままに悠々自適でしたね」(テレ朝関係者)
加山以後、「散歩」番組が継続されるかなどは一切未定だというが、
「高齢タレントを起用してのロケ番組はなかなか過酷。加山も多い時には週に4回も収録をこなしていただけに、体力的にキツくなってしまったのも番組卒業の一因のようです」(前出のテレ朝関係者)
永遠の若大将も御年78歳である。