27時間テレビでBMWを公然破壊…実は“常習犯”フジの落とし前
広告収入ありきの民放テレビ局にとって、日頃からスポンサー企業として名を連ねる相手をおとしめるような演出は言語道断だ。同番組はその昔、明石家さんまの愛車だったレンジ・ローバーをビートたけしが乗り回し、ブロック塀に当てたりゴルフボールを打ち込んだりして、話題を呼んだ。
「その当時、フジへのCM出稿の取りやめや制限措置は取られなかったものの、それ以降、同局はクルマ破壊の“常習犯”として警戒対象になっている」(広告代理店関係者)
BMW社に問い合わせてみると、「コメントする立場にない」(BMWジャパン広報室)との回答だったが、公共の電波で自社製品をボコボコに破壊される様子を見せられたら、今後、広告出稿を取りやめても至極当然。同番組のテーマは「本気」だったが、スポンサーを“本気”にさせたのは間違いない。