<1>旭化成の謝罪会見 “失言”を恐れて言葉を選びすぎてる
謝罪会見に一番悪いやつは出てこない。そいつは“イヒ!”と笑ってます
毒舌と挑発的な口調でおなじみの「ウーマンラッシュアワー」村本大輔(35)。テレビやラジオで過激な発言をすればネット上で即炎上。取材では「『ワイドナショー』は前日に勉強してから挑むので、知識とかなくて薄っぺらいこと言ってます、すいません」と謙虚に語ったが、公の場で挑発の手を緩めることはない。
「炎上芸人」とも呼ばれる村本に、2015年のニュースを斬ってもらった。まずは、「傾斜マンション」が発端で業界のずさんな実態が明らかになった旭化成建材のデータ改ざん問題だ――。
■裁判用にああいう顔しろと言われたんでしょう
取材のお話をいただいたとき、自分なりに調べようと「YouTube」で謝罪会見を見たんです。結果、3時間ワケの分からないことをずっと言ってた。マンションに住んでる人って大人から子供までいるし、その人に対して分かりづらいことばかり言って、めちゃくちゃ不親切やなと。とにかくマスコミに対する裁判対策というか、守りに入った感じがミエミエで、マスコミに何とかつつかれないよう、少しでも失言したらアカンと思って言葉を選びすぎてる。