<第6回>不正を証明する“動かぬ証拠”を抱いてベッドで寝た
A氏とB氏の詳細かつ具体的な証言により、巨額横領事件の事実がつかめた。そこで私は再度、現況を編集部に報告した。最初の時点から数カ月が過ぎ、週刊文春の編集長も交代し、担当デスクも新しくなった。
特集班のSデスクが私に説明した。
「証言は固まっているかもしれないが、金…
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