食リポ、短パン…勝俣州和が語る「生き残り30年」の極意
グルメ王の異名に加え、短パン姿がトレードマーク。これも仕事で行き詰まる日々の中にヒントを見つけた。
「15年ほど前、バラエティーでダメ出しされることが続いて、いよいよ潮時かな、芸能界を辞めようかなって思っていた時に東京ディズニーランドにぶらりと遊びに行ったんです。で、シンデレラ城の前でお馴染みのキャラクターたちのショーを見ていたら、舞台の中央で踊るミッキーマウスとミニーマウス以上に端っこでハツラツと踊っているキャラに目を奪われた。ああ、エライなと。俺もミッキーとミニーにはなれないけれど、端っこで元気に踊るピノキオだったらなれるかも……。短パンをはくようになったのはそれからです。初めは2、3年でやめるつもりでしたが、おかげさまでかっちゃん=短パンのイメージが定着し、冬でも脱げなくなっちゃった(笑い)」
今ではバラエティーで欠かせないバイプレーヤーのひとり。ターニングポイントを振り返って思うのは、「暇な時こそ何をするか。僕はゲームを一切しません。ひとりで遊ぶのがつまらな過ぎるから。だったら人に会ってしゃべりたい。なにか吸収したい。消耗するだけの一日が嫌なんでしょうね」。