長野の山奥に降臨 ミランダ・カー「みそ蔵」訪問密着ルポ
粋なハッピ姿で「Miso! Oishii!!」と声を弾ませた。
東京から260キロ、ナビでも検索できないような人里離れた長野の山奥に姿を見せたのは豪出身の世界的トップモデル、ミランダ・カー(33)。国内トップシェアを誇る安政元年(1854年)創業の老舗味噌メーカー「マルコメ」(本社・長野市)のアンバサダーに就任し、21日、同社の味噌蔵(長野県大町市)を訪れたのだ。
健康志向のグランマ(祖母)に勧められ、10代の頃から味噌に慣れ親しんでいたというミランダ。現在は毎朝欠かさず味噌汁を飲んでいるそうで、お気に入りの具は「seaweed(ワカメ)」。
そんな日本通の味噌ラバーに、「発酵食の魅力をPRするアンバサダーになっていただいた」(マルコメ青木時男社長=59)ことで実現した今回の信州訪問。日常生活では嗅ぐことのないであろう発酵臭もなんのその。遠路を苦にする様子もなく終始ご機嫌だった。
40分間の会見を終えると、さらに移動してマルコメ本社を表敬訪問。「愛しのミランダ!」という青木社長の呼びかけのもと、300人の社員が待つ会場にマスコットのマルコメくんを引き連れ、さっそうと登場した。なかなかシュールな光景である……。