秀吉の次は総理役…小日向文世が漏らした“寂しさ”の理由
NHK大河ドラマ「真田丸」の秀吉役で「過去のどの秀吉よりも秀吉っぽい」と大絶賛されている俳優・小日向文世(62)が、今度はテレビ朝日「グ・ラ・メ!」で総理大臣を演じる。現在、絶好調の名バイプレーヤーを直撃した。
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確かに最近は「偉い人」を演じることが増えてきました。冬の月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」では巨大企業のワンマン社長、春は「重版出来!」で大御所漫画家。で、天下人・豊臣秀吉に総理大臣。僕もそんな偉い人の役を演じる年になったんだなって思います(笑い)。
どの役を演じる時も、僕はまず台本のセリフを徹底的に理解することから始めます。咀嚼していくうちに役柄に血が通っていく。だから台本は必死に読み込みます。それが僕にとっての役づくりで、大河ドラマで秀吉を演じる時も変わりません。
無邪気にふるまいながら、内面には黒く渦巻くものを持つ秀吉の怖さを見せてほしいと、脚本の三谷(幸喜)さんに言われ、非常にやりがいを感じながら台本を読み込み、僕なりの秀吉を演じたつもりです。決して奇をてらって演じているわけではありませんでした(笑い)。