日テレは代役で撮り直し 高畑裕太容疑者逮捕でTV局大混乱

公開日: 更新日:

 親の七光を武器に人気急上昇中だった女優高畑淳子(61)の長男、高畑裕太(22)。強姦致傷容疑による逮捕で「高畑容疑者」を起用しているテレビ各局は混乱を極め、対応に追われることとなった。

 苦戦が目立つ7月期クールの中でも視聴率2ケタ台をキープしている日曜劇場「仰げば尊し」(TBS系、21時)。複数の2世タレントが出演するドラマで高畑容疑者もそのひとりとして名を連ねているが、「高畑さんの出演は2話と3話のみで、すでに放送は終了している」(宣伝部)。すんでのところで火の粉をかぶるのは免れたようだが、のちのDVD販売は再編集など対応を迫られるだろう。

 かわって、現在進行形なのはテレビ東京。ドラマ24「侠飯~おとこめし~」(金曜24時12分)に主要キャストのひとりとして名を連ねており、「現在、対応協議中です」(宣伝部)。すでにクランクアップしており、放送は5話まで終了しているが、全11~12話の放送を予定していたとなれば、内容の変更や放送短縮を余儀なくされるのは必至だ。5分程度のミニドラマ「となりの新選組」(木曜21時54分)を制作するフジテレビは「今週25日の放送は番組自体を差し替える方向だが、来週以降の対応は未定」(広報部)だという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇