日テレは代役で撮り直し 高畑裕太容疑者逮捕でTV局大混乱
■事務所の損害賠償は億単位
最も打撃を受けたのは、日本テレビだ。1年がかりで制作する同局の看板番組「24時間テレビ39 愛は地球を救う」にパーソナリティーとして起用しているだけでなく、同番組の特別ドラマにもキャスティングされているからだ。今週27、28日の本番を控え、逮捕当日(23日)にはトークバラエティーに番宣出演する予定だったが、番組を丸ごと差し替えるハメに。そしてその日のうちに24時間テレビを含め、同局の番組出演は見送るとしたが、24時間テレビで放送予定のドラマは本番まであと3日という段階にもかかわらず、高畑容疑者の代役を立てて撮り直しを始めたというから大変だ。
「ドラマだけでなく、すでに配役されていた舞台や映画への出演も見送りです。出演していたCMも放送自粛が決定。“お蔵入り”した番組の制作費や新たな編集費用は所属事務所『石井光三オフィス』へ損害賠償請求することになる。金額は億単位です」(テレビ関係者)
裁判になれば実刑は確実なだけに母親である高畑淳子の仕事への影響も甚大。テレビ局を襲った“高畑ショック”はしばらく尾を引きそうだ。