テレビ局が熱視線 卓球「銅」水谷隼にオファー殺到の不安
「それに、弁が立つ。自分の思いを理路整然と相手に伝えられるうえに、『相手がこの水谷隼を恐れてるって感じるんですよね』『根暗、ダサイという卓球のイメージを払拭したい』『卓球はカネが稼げる。1億円も夢じゃない』などと発言が大胆でキャッチー。テレビ番組で(野球評論家の)張本さんが、派手なガッツポーズを『喝』としたことを伝え聞くや、『僕は命を懸けてここに来ている。遊びじゃないし、戦場ですから』と当意即妙に返す。頭の回転が速く、アドリブにも強い印象。バラエティー番組の即戦力ですよ。彼が芸能系の事務所とマネジメント契約を結んでいることも、テレビ側にはプラス。オファーが殺到するはずです」(テレビ局関係者)
水谷は帰国後、さっそく日本テレビの番組に出演し、卓球のラリーをしながらインタビューに答えるという珍妙な企画に協力していたが、テレビ局に面白がられるのはアスリートとしてマイナスも多い。チヤホヤされて競技に影響が出るようになっても、テレビ局は責任を取ってはくれない。