寺川綾はアイドル風 元アスリートになぜ番組を仕切らせる
元女性アスリートのスポーツキャスターぶりや司会ぶりがお粗末だ。
まず「報道ステーション」(テレビ朝日系)で金曜だけ出演中の寺川綾(31)。コメンテーターではなく、スポーツコーナーの“仕切り”を一応任されているが、舌っ足らずで、子どもみたいに「スポーツでぇす!」とかしゃべるのが鼻につく。
先週は柔道五輪選手の練習をリポート。スタジオで柔道着を着て「エイ!」と払い技のポーズをとる時もカワイコぶったり、選手に投げられる時も「わー!」「キャー!」とわざとらしく大口を開ける。元アスリートのクセにリアクションが常にアイドル風だ。コメントも「リオで笑顔を見たい」とか軽い。
テレ朝が仮に女版・松岡修造に育てたいとしたら、そんな逸材ではない。「報ステ」には男子アナの寺川俊平がいて、こちらは優秀。名前がかぶって紛らわしいので、綾のほうは早めの降板を望みたいね。
そして、もっとひどいのが「サンデースポーツ」(NHK)の有森裕子(49)。6月のマンスリーキャスターに抜擢され、ド真ん中に座っているが、先週は冒頭の第一声で「“サタデー”スポーツです!」と思い切り間違えて、両脇の局アナから「サンデースポーツです!」とステレオで突っ込まれ、「やっちゃったぁ~!」としかめっ面で謝る始末。