大江アナ&狩野アナ 「モヤさま」が出世コースになる理由
7月24日放送のバラエティー番組「モヤモヤさまぁ~ず2」の放送中に、番組を今秋で降板することを発表したテレビ東京の狩野恵里(29)アナ。その狩野アナが11月に始まるニュース番組のメーンキャスターに決まったことが、2日に報じられた。
狩野アナが報道番組のキャスターを務めるのは今回が初。降板の時期からして、モヤさま卒業はキャスター就任による人事異動とみられるが、モヤさまの女子アナが番組を離れた直後に“出世”する展開は以前にもあった。大江麻理子アナ(37)だ。
大江アナは07年のモヤさま放送開始から出演し、13年4月に降板。後任を狩野アナに託すとテレ東のアメリカ支局に約1年間赴任し、14年3月からはニュース番組「ワールドビジネスサテライト」のメーンキャスターを務めている。
偶然か否か、モヤさまがテレ東の女子アナにとっての出世コースとなっているようにもみえるが、番組に出演していた女子アナが2代連続で出世したのにはワケがあると語るのは、あるテレビ局関係者。
「モヤさまはアナウンサーとしての修業をするにはうってつけの番組なのでしょう。これといった特徴のない街を訪問するのがコンセプトの番組ですが、そこで面白いものを見つけて、テロップになるような発言をしなければならない。アナウンサーとしての観察眼が養われます。また、番組の名物とも言える、さまぁ~ずの2人によるイジりへの瞬時の対応力も求められます。うまい返しをすれば話題になるし、知名度もアップ。ニュース番組のメーンを務める際に有利に働きます」
一部では、狩野アナの後任をめぐって局内の女子アナから希望者が殺到しているという報道もある。次が誰になるのか注目だ。