<第10回>「僕は知らない」と話す父親にDVDを差し出した
直撃は最悪のタイミングだった。Y記者に「こっちを頼む」と携帯を渡し、私は大石氏に取材を申し込んだ。Y記者は口元を隠すようにして熱心に携帯に話しかけている。
大石氏は「どんな取材ですか」と聞き、自宅のリビングに招き入れてくれた。自己紹介をしているとY記者が頭を下げながら入…
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