SMAP解散歓迎か “勝ち組”中居正広に吹くさらなる追い風

公開日: 更新日:

 かたや、順風満帆とみられているのが、中居正広(44)である。TBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」など、司会者として冠番組をいくつも抱え、しかも、どれも業界の高評価を勝ち得ている。26日放送のフジテレビ系「SMAP×SMAP」最終収録で「世界に一つだけの花」をメンバー5人で歌った際、嗚咽を漏らしたそうだが、解散を悔やんでいるとか、存続を願っているというのとは違うようで。

「彼はアイドルグループのリーダーとしての自覚があり、グループ活動を中心に考えてきましたが、全国を飛び回り2時間以上もステージに立つコンサートはもう肉体的につらい、やめたいという本音をのぞかせていました。解散によって、そんな苦行から解放されるうえ、仲の悪いメンバーともう顔を合わせなくていいのだから、内心ほくそ笑んでいるんじゃないか」と、芸能関係者は言うのだ。

 司会者としてさらに躍進、「さらに9月の契約更改も追い風になるだろう」と同じ関係者が続ける。

ジャニーズが中居に独立を許し、個人事務所を設立するんじゃないかって噂はある。ジャニーズと袂を分かつというのではなく、あくまで円満に、系列とか業務提携というレベル。権利関係もあり、中居がジャニーズと手を切るメリットはないに等しい。『キンスマ』ひとつ取ったって、ジャニーズにいるからこその仕事だからです。彼はそのあたりのことを十分に分かっている。タレントってね、冠番組を持つことの大変さを理解しているし、一度つかんだ枠は絶対に離したくないと頑張る生き物だからね」

 タモリや鶴瓶らと親交を持ち、人脈、処世術でさらなる飛躍が予想される中居クン。内心、解散は大歓迎だったのかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差