フジ「日曜9時ドラマ」撤退決定情報…Mr.サンデー前倒し
またまたフジテレビに関する「打ち切り」情報が飛び込んできた。TBSの日曜劇場に対抗するべく鳴り物入りで始めた日曜夜9時台ドラマ枠の“店じまい”が、決定したというのだ。
芦田愛菜(12)と朝ドラ女優のシャーロット・ケイト・フォックス(31)をダブル主演で起用した「OUR HOUSE」(16年4月期クール)から丸1年。来月23日スタートの観月ありさ(40)主演「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」の放送終了をもって打ち止めとはあまりに早すぎる。
まあ、たしかに今期の小雪(40)主演「大貧乏」は全話の平均視聴率が4%台という散々な結果ではあった。その前の「キャリア~掟破りの警察署長~」「HOPE~期待ゼロの新入社員~」にしたってすべて1ケタ台の視聴率。裏のTBSを打ち負かすどころか、計4作品オール完敗であった。
■「ドラマのTBS」に惨敗
早々に見切りをつけ、7月期から何を始めるのかといえば「『Mr.サンデー』を1時間前倒しする」(フジ関係者)という。この改編が意図するものは至って簡単。「ドラマのTBS」を象徴する看板枠には惨敗したが、「4月から同時間帯にテレビ朝日が新設するニュース情報番組『サンデーステーション』には負けられないというフジの思惑が透けて見えます」(民放キー局関係者)。