2年前に芸能活動休止 森下千里さん「目の前が真っ暗に」
2015年に所属事務所を退所後、さまざまなことに取り組んだという。
「辞めてすぐは恵比寿で朝まで飲んでました(笑い)。この時期が人生で一番酒量が多かったと思います。あとは、ある広告代理店さんで1週間、インターンとしてお世話になりました。朝の掃除をやったり、企画作りの勉強もしましたね。ほかには、知人を通じてピラティスのスタジオをつくって会社経営をしたり。このあいだ、第1期の決算を無事に終えました」
そんな充電期間を経て芸能活動を再開した森下さん。そもそもなぜ2年前、芸能界から距離を置こうと思ったのか。
「若い頃の仕事って刹那的で、その場その場でこなして記憶にないことがいっぱいあったんです。消化して自分の中を通り抜けただけ。『どこに向かって走ってるんだろう?』って考えたら、目の前が真っ暗になって。迷子になっちゃったんですよ。一度立ち止まって、自分を見つめ直す時間がほしかったんです」
■芸能タレント兼作家としての活動が目標
さて、愛知県名古屋市出身の森下さんは01年にレースクイーンとして活動を始め、同年の「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。水着グラビアで脚光を浴びるようになると、テレビでの仕事も増え、「ロンドンハーツ」や「志村けんのバカ殿様」など、バラエティー番組やドラマでマルチに活躍した。