大河は無事撮了 柴咲コウが乗り出す「おんなCEO」の勝算
女優の柴咲コウ(36)が11日、浜松市内で、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の撮影をクランクアップした。昨年9月から1年以上の長丁場にも関わらず、「体力があり余っています。あと1年くらいできそう」とコメント。報道陣からもう一度大河の主役を依頼されたら、の問いにも「もちろん、やりたいです」と余裕の笑顔を見せた。
「直虎」は昨年の「真田丸」には劣るものの、視聴率は11%から12%台をキープし堅調。直虎の地元・浜松市も直虎詣でに賑わっている。NHKの連ドラといえば現場がハードで知られ、吉高由里子(29)は、NHKの朝ドラ「花子とアン」主演から紅白司会までこなし、「燃え尽き症候群」でその後半年以上休業していたというほど。
一昨年の大河「花燃ゆ」は視聴率低迷で主演の井上真央(30)が戦犯として叩かれたりと、肉体的にも精神的にも追い込まれることがしばしばだ。柴咲のように余裕で終えられたのはかなりレアケースといえる。
柴咲は、昨年11月にはファンクラブを前身にしたECコマースや音楽事業を手がける「レトロワグラース」の社長に就任。3月に所属事務所から自身のファンクラブ事業を引き継ぎ、ライフスタイル商品の通販を始めている。事務所の先輩・梨花(44)に続き、実業家としても順調な滑り出しのようだ。