情報ダダ漏れ 「めちゃイケ」打ち切り報道でフジ犯人捜し
「岡村さん、めちゃめちゃイケてる、終わります。来年の春です」
「えっ。リアルなやつですか? え……」
21年間の歴史を誇るフジテレビ系の長寿バラエティー「めちゃ×2イケてるッ!」(土曜19時57分)の打ち切りが4日、番組内で正式発表された。終了10分ほど前、ロケ車の中で総監督の片岡飛鳥氏が全身黒タイツ姿で表情がうかがえないナインティナインの岡村隆史(47)に告げるという入念に練られたかのような演出が施されていたが、その内情はというと「ロケ車のVTRは急きょ作ったもの。予定外に差し込んで放送した緊急編成だった」(フジ関係者)と言うのだ。
打ち切りは宮内正喜社長(73)をはじめとする上層部の決定事項だった。だが、9月中旬、一部メディアが〈来春打ち切り〉と時期まで断定した内容を報じ、「本来は12月に発表する予定だったが、悠長なことはいっていられない状況に陥った」(前出のフジ関係者)。
そんな制作陣の混乱ぶりは、「片岡氏が4日のオンエア数日前に『めちゃイケ』に馴染みのあるタレントらに対し、LINEやツイッター、メールなどで慌てて突然報告する様子からも伝わってきた。とはいえ、テレビ局の生命線ともいうべき番組情報が外部に“ダダ漏れ”になっていたフジの自業自得ともいえるでしょう」(芸能プロ関係者)。