情報ダダ漏れ 「めちゃイケ」打ち切り報道でフジ犯人捜し

なぜ大事な情報が漏れてしまうのか（Ｃ）日刊ゲンダイ

■スポンサー獲得策が裏目に

　めちゃイケの打ち切りはメーンの出演者や一部スポンサーにはすでに伝えられていたが、あくまで詳細は調整中だったという。というのも、「番組はスタートよりも打ち切る時の方が何倍も難しい。出演者にはスケジュール調整や再放送のお願いなどをしなければならないし、営業関係者はスポンサーに対し丁寧な根回しをする必要がある」（民放キー局関係者）。それなのに、多くの関係者がネットの記事で打ち切りを知らされたというから穏やかではない。

　フジはなぜ、大事な情報が漏れてしまうのか。

「営業関係から漏れてしまうんです。視聴率がなかなか取れないため、スポンサーが集まらない。スポンサーを集めるためには他局よりも早く、そして、細かい番組情報を営業に教えることでスポンサーを集める策を講じる。その結果、どこからともなく情報が漏れる。『めちゃイケ』の一件について、フジは“犯人捜し”をしているが、多くの容疑者がいて、なかなか絞り込めないようです」（前出の芸能プロ関係者）

　背に腹は代えられぬ状況が招いた情報漏洩。文字通り、痛し痒しだ。