不起訴処分も謎多く 「トップリード」新妻の“動機と目的”
マンションの一室に侵入したとして、住居侵入と窃盗未遂容疑で現行犯逮捕されたお笑いコンビ「トップリード」の新妻悠太(36)。1月22日未明、東京都新宿区内のマンションで寝ていた20代男性が物音に気づいて目を覚ますと、手提げカバンを物色していた。
調べに対し当初は「煙のようなものが見えたので、部屋に入った。金になりそうな物があったら取ろうと思った」などと供述していたが、途中から黙秘を続けたという。新妻と男性に面識はなく、部屋の玄関は無施錠だったとみられている。
新妻は結局、不起訴処分になったが黙秘に切り替えた理由、無施錠であることを知っていたのかどうかなど、いくつものナゾが取り沙汰されている。
「今回の事件との関係は不明ですが、一時的に部屋の鍵を開けておくという風習が新宿や歌舞伎町界隈の水商売、風俗関係者にはあるんです。合鍵は渡せないけど、部屋を訪ねてくる特定の相手がいたりするからです。また、ホストなどの報酬は基本的に現金手渡しですので、まとまった現金を持っている日がある。そういう情報は関係者の間ではある程度出回ってしまう。そのためか、給料の翌朝に泥棒に入られて、現金約100万円を持っていかれたといった話が界隈にはあって、最近は物騒だから注意しようというようになっていた」(事情通)
トップリードは片岡鶴太郎や有吉弘行らのいる大手芸能プロ所属。2001年にデビュー後、お笑いコンテスト番組「キングオブコント」(TBS系)で決勝に進出したこともある人気コンビ。不起訴とはいえ、事務所が下した契約解除、コンビ解散という処分は当然だろう。