パリダカで日本人初の総合優勝 篠塚建次郎さんは今も現役
1987年、三菱パジェロに乗ってパリ・ダカール・ラリーを走り総合3位、97年には日本人初の総合優勝に輝いた篠塚建次郎さん(69)。SUV人気に火をつけた。山口百恵さんの義姉(タレントの三浦弘子さん=当時)と結婚したことでも話題になったが、今どうしているのか。
■夫人とペンションを経営
篠塚さんに会ったのは東京メトロ茅場町駅から徒歩3分の弊社会議室。篠塚さん、山梨・清里の自宅から都内までマイカーのマツダCX―5を運転してやってきた。
「清里から都内まで160キロで、2時間ぐらい。しんどいから、普段はあまり運転したくない。今日はカミさんも一緒だから車で来ましたけど」
篠塚さん、まずはこう言った。平坦な道の運転はツマラナイか。車はほかに日産のエルグランドを所有しているそうだ。
「普段乗る車にこだわりはありません。息子が乗りたい、という車を選ぶだけ。29歳になる息子は東京で俳優をやっています。運転はうまくて、A級ライセンスを持っていますが、レーサーで飯を食うのは大変だから」