サッカーと波乗り満喫 大杉漣さんが愛した九十九里の別荘
千葉県九十九里の某所。海辺まで徒歩5分のところに、先日、急逝した俳優の大杉漣さん(享年66)はささやかな別荘を構えていた。
「有名人ですがとても気さくで、地元のお店でも仲間の方とワイワイ飲んで食べて盛り上がっていらっしゃった。亡くなったと聞いてもまだ信じられません」(近隣住民)
大杉さんは05年公開の主演映画「Life on the Longboard」で、定年退職後に種子島に渡ってサーフィンを始めた男性を演じたことをきっかけにプライベートでもサーフィンにハマった。
その後、趣味のサッカーとサーフィンを楽しむため、都心からでも車で2時間ほどで、いい波が立つ九十九里の地に別荘を建てた。地元のデザイナーに設計を依頼したこの2階建ては敷地100坪ほど。前庭にはサッカーやBBQを楽しめる広い芝生があり、屋内には卓球台もあるという。
昨年6月放送の「ぷっすま」(テレビ朝日系)のロケでは草なぎ剛、ユースケ・サンタマリア、足立梨花を九十九里に招いて自ら案内し、ハマグリや伊勢エビ、玉ねぎなど地元の食材でBBQを楽しんだ後、テラスでギターの弾き語りを披露していた大杉さん。
「合宿所」と呼んでいた憩いの場の床下には、主なきサーフボードが寂しげにたたずんでいた。