「偉人の心理状況って想像ができないから嫌なんです」
NHK大河「勝海舟」(1974年)という自身初の大作に挑んだ倉本氏は、脚本を手がけるにあたって、以前から抱いていた苦手意識と対峙することになる。
碓井 もともと勝海舟という人物に関心や思い入れみたいなものはあったんですか。それとも自分流に面白がろうと。
倉本 自分流…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り989文字/全文1,129文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】