バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

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 歴代監督の恨み節が聞こえてきそうだ。

 中日の本拠地・バンテリンドームの外野フェンス前に、2026年から“ホームランテラス席”が設置されることになった。中堅122メートル、両翼100メートルと広く、さらにフェンスの高さが4.8メートルもあることから、プロ野球の本拠地としては最も本塁打の出にくい球場とされてきた。

 実際、昨季の中日のチーム本塁打数はリーグ4位の68本、23年は最少の71本でトップの巨人(164本)に倍以上の差をつけられた。得点力不足がチームの長年の課題となり、オフになるたびに本拠地の改修を要望した立浪和義前監督をはじめ、過去の首脳陣の口からは「ホームランテラスがあれば……」と漏れるのが常だった。

「そのたびに、球団から改修費の問題を持ち出され、却下されてきた経緯があります。立浪監督は“なんで自分のときにやってくれなかったのか”という心境でしょうが、ようやく実現の運びとなって、間違いなくチーム本塁打数は増える。野手は大歓迎ですが、それ以上に喜んでいるのがスカウト陣だと思いますよ」

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