著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

高学歴ジャニーズの限界 キャスターは演じる仕事ではない

公開日: 更新日:

 違和感だけでなく不安視する声もあったなか、小山の酒席での醜態が報じられた。男女の飲み会の席で「飲み干せ!」と大号令。その中に「知らなかった」とはいえ未成年女子がいたことが発覚。当初、事務所は注意喚起する程度だったが、一転、すべての活動を一定期間、休止と発表。同席していた青学出の加藤シゲアキ(30)は厳重注意にとどまった。

 小山もアイドル活動だけなら休止にはならなかったはず。キャスターの肩書が「不適切」と、日テレや番組スポンサーから意見されたとみられている。アイドルがお酒を飲むことを誰もとがめないが、飲み方が問題。小山はキャスター意識に欠けていたとの指摘もあるが、そもそもキャスターに無理があったと思う。俳優やタレントと違い「キャスター」は演じる仕事ではない。キャスターの鎧をかぶれば、脱いだ時に解放感から素のアイドルの顔に戻る。餅は餅屋――。アイドルのキャスターを見直す時期かもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 2

    小芝風花は大河「べらぼう」とBS時代劇「金と銀2」“NHK掛け持ちW主演”で大丈夫なの?

  3. 3

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?

  4. 4

    中村芝翫「同棲愛人と破局宣言」で三田寛子の夫婦関係はどうなる? “梨園の妻”の揺れる心中

  5. 5

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  1. 6

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  2. 7

    吉沢亮のアサヒビールだけじゃない!業界別CM「絶対NG」のタレントたち…ケンカ、運転事故、不倫はご法度

  3. 8

    開成合格でも渋幕に入学する学生が…強力なライバル校出現で揺らぐ唯一無二の存在

  4. 9

    【福井県おおい町】名田庄の自然薯そばと「大飯温泉」

  5. 10

    確率2%の抽選で10万円で永住権を手にした在米邦人が語る 7億円「トランプ・ゴールドカード」の価値