引っ越す度にゾ~…松原タニシ怖くて貧しい事故物件暮らし
賃貸住宅の事故物件に住むピン芸人として話題の松原タニシさん(36)。いわくつきで安くなる(?)部屋での怖くて貧しい暮らしを、怪談話のように話してくれた。
お金に苦労したのは一人暮らしを始めてから。家賃を3カ月滞納してしまい、週7日、宅配便の夜勤をして払いました。その部屋にはベランダにハトがすみ着いて、巣とフンですごいことになっていて、窓を開けられなかった。最初の一人暮らしの部屋から“事故物件”に住むタイプだったのかも(笑い)。
事故物件に住んだのは30歳から。きっかけは、超常現象がテーマのイベントに出たこと。主催者で事務所の先輩の北野誠さんが後日、「大阪 事故物件 殺人」で検索して見つけてきた部屋に住むことになって。僕の部屋とは別の部屋で事件があったけど、多くの人が部屋を出ていってしまったんですよ。家賃4万5000円で10畳のワンルーム。当時は、事故で2万円くらい下がってました。
ラーメン屋とおにぎり配達のバイトをしてたけど、超常現象を撮る仕事で部屋をずっとカメラ据え置きで撮影してるので、バイト以外は部屋にいなければいけないのが苦しかったですね。その撮影で一反木綿みたいなタオルのようなものが通り過ぎた映像が撮れた直後に、そのマンションの前で車にひかれました。運良く無傷でしたけど。