台風で特番延期 NHK大河「西郷どん」の視聴率に影響は?

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 台風24号の影響により放送休止になった9月30日のNHK大河ドラマ「西郷どん」は7日に差し替えられることになった。

 そのあおりを受け、14日に同枠で放送予定だった特番「西郷どんスペシャル」第3弾が別の枠に変更されることになり、大河ファンを喜ばせている。

 4月1日、7月8日に放送された第1弾、第2弾の特番は、視聴率がいずれも前週の本編に比べてダウンした。

 特番では出演者の舞台裏に密着したドキュメントなどが放送され、ネット上では「特番はいらない」「いい流れが止まってしまう」と評判はよくなかった。

 テレビ・ドラマ解説者の木村隆志氏が言う。

「数字が示す通り、視聴者のニーズと合っていません。大河は年間を通して放送される唯一無二のドラマです。生活習慣を大河のために合わせて、週1回の放送を楽しみにし、感情移入していたファンもたくさんいます。特番を挟むと、ファンはテンションが下がってしまう。NHKは視聴率の下落傾向を警戒して特番でテコ入れしようと試みたようですが、マーケティング不足は否めません」

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