福場俊策さん 卓球で福澤アナと“ジャストミート”な出会い
上映中の映画「めんたいぴりり」で、博多華丸さんと共演をしている俳優の福場俊策さん(33)。今年は大河ドラマ「いだてん」でマラソン選手役でも出演するが、上宮高校出身、インターハイの卓球で団体3位、高校選抜3位の成績の持ち主だ。
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親交があるのは芸能界で卓球の実力ナンバーワンといわれるフリーアナウンサー福澤朗(55)さん。写真は福澤さんの誕生日パーティーで「よく来てくれたね!」と声をかけてもらい、一緒に撮らせてもらったもの。
「みんなが焼酎とか高級なプレゼントを用意している中で、僕がプレゼントしたのはコンビニで買ったLINEカード。でも、『ちょうどスタンプが欲しかったんだよ』なんて言ってくれて」
それから、一緒に卓球の試合に出場するほど、付き合いが深まったという。
「卓球は小学校1年生の時に始めました。地元島根の地域の町おこしの一環で、みんなでできるスポーツに卓球が選ばれたことがきっかけです」
町では子供も大人もお年寄りもみんなが身近に卓球をしていた。
「過疎化で、地域が卓球でつながった家族みたいなものでした」
福場さんは卓球を始めた当初からすぐに頭角を現し、常にチャンピオンだったそうだ。
「中学に入っても卓球をやりまして、上宮高校に入ったのは卓球の推薦でした。だから、その頃の記憶は卓球しかないというくらいです」
高校を卒業して福岡の大学に入り、大学院に進学。卒業をする時にポストが空き、研究論文も評価されて教員に。
「約2年間の教員時代は年間2000人くらいの学生を相手に授業で卓球を教えていました」
当時はまだロンドン五輪の前。平野早矢香選手や石川佳純選手らが頭角を現し、有名なプレーヤーも出てきて卓球ブームが緩やかに始まっていた頃だが、卓球人気がさらにアップし、2016年2月にある卓球場の2周年のパーティーに招かれ、福澤と出会う。
「チャンス! と思いましたね。どうにかして、テレビ東京の卓球中継のキャスターをやっている福澤さんとお近づきになりたいと思いまして(笑い)。でも、挨拶程度しかできなくて。まさか“俳優をしています”なんて自己紹介をするような立場にはありませんでしたからね」
だが、常にチャンスはうかがっていて、「どうにか福澤さんのチームの方と親しくさせていただいて、チームにすんなりと入っていけたんです(笑い)。やはり実況をされるだけあって、福澤さんは場を盛り上げたり仕切ったりするプロフェッショナルな方でした。『卓球界を僕らが変えていきましょう』といつも話されていて。福澤さんは普段も卓球の用品メーカーのジャージーやカバンなど身につけているんです」。