著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

TVerは究極の暇つぶし ご当地番組はつい最後までみちゃう

公開日: 更新日:

 スマホやパソコンでテレビ番組を楽しめる番組無料配信「TVer」。3年半前にスタートした当初はもの珍しさもあってよく利用したが、アップされている番組が限られていて、見たい番組がなかったりで、だんだん利用する機会が減っていた。しかし先日、久しぶりに見てみたらコンテンツが増えていて、けっこう楽しめた。

 まず「ランキング」があるのがいい。アクセス数が多い順になっていて人気の番組がわかる。例えば、1位「インハンド第3話」、2位「きのう何食べた?第4話」、3位「俺のスカート、どこ行った?第2話」……というようにドラマが圧倒的に多く、それ以外では16位「名探偵コナン」、18位「MIX(ミックス)」、22位「ワンピース」のアニメ。バラエティーは17位「マツコ会議」、19位「有吉反省会」、21位「人生最高レストラン」がランキング入りしていた。これは日々変わるので、注目の高い番組がわかる。

 面白いのは「タイムスリップTVer」と「ご当地番組特集」。「タイムスリップ」には、「同情するなら金をくれ!」の安達祐実の「家なき子」(日本テレビ、1994年)やのりピーも出演している「ひとつ屋根の下」(フジテレビ、93年)、オダギリジョー麻生久美子の「時効警察」(テレビ朝日、2006年)、上戸彩の「エースをねらえ!」(同、04年)などの連ドラから、「電波少年」(日テレ、92年)、「世界ウルルン滞在記」(毎日放送、02年)、「大食い女王決定戦」(テレビ東京、10年)など懐かしの番組が揃う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出