画面から副流煙?ダメ駄目ばかりで名作ドラマは生まれない
テレビ神奈川で、あの「俺たちの旅」を再放送していたので、つい懐かしさで見てしまった。
1975年に作られたドラマには、当時の街並みやファッションも描かれており、とても興味深かった。
中村雅俊、田中健、秋野太作が演じるカースケ、オメダ、グズ六3人の友情を描いた青春ドラマは、40年以上経った今もなお古びるどころか、逆にあの時代のドラマは、どうしてこうも心を打つのかとすっかりハマった。
そして何よりも衝撃的だったのは乳首がそのまま映っていたこと。
金沢碧が演じるバスケットボール部マネジャー、ヨーコが部室で着替えるシーンで上半身があらわに。それをオメダが盗み見して彼女を女性として意識する。とても重要なシーンであり、そこで乳首が見える。視聴者にとっては見えるか見えないかでドキドキ感が違う。下着姿を見ただけとは、興奮度が月とスッポンだ。
それが今はどうか。コンプライアンスとかいうカタカナのために、何でもかんでもダメ駄目。これじゃ、名作ドラマは生まれない。