NHK朝ドラが好評 羽野晶紀“狂言師の妻から女優へ”再び覚醒
舌足らずで甘くやわらかい関西弁が、視聴者を引きつけているようだ。女優の羽野晶紀(51)。
ほんの少し前までは女優というよりも、狂言師・和泉元彌(45)の妻としての知名度の方が高かったようにも思えるが、NHK連続テレビ小説「スカーレット」の下着デザイナー荒木さだ役で、立派な“朝ドラ女優”に。〈しゃべり方と声が可愛い~〉〈羽野晶紀がこんなにいいとは知りませんでした〉とネット上の評判も上々である。
「羽野さんが20代の頃、関西では“ナニワのキョンキョン”と呼ばれていたといえば、今の若い世代は驚くでしょうか」と、大阪出身のライター源祥子氏は笑いながら、こう続ける。
「20代の羽野さんは、大阪ではアイドル的人気を誇っていました。たとえば、生瀬勝久さんや升毅さんらと共演していた関西ローカルの伝説のコント番組『現代用語の基礎体力』(読売テレビ)。この中の、あるコントで、羽野さんは毎回、日傘を差し、はかま姿で妙な替え歌を歌いながら登場。そして、なぜか必ず怪人にさらわれてしまうという役を演じ、当時の可憐さは今も語り草になっています」