落語と通じる部分も…令和のプロレスはかなり進化してます
いよいよ独演会まで1カ月切ったのでそろそろネタを覚え始めないとなぁなんて思ってる三遊亭鬼丸です。
さて今回はプロレスについて書きたいと思います。私のラジオ番組のゲストに大会の宣伝でよく新日本プロレスの選手が来るので、ブランクがありましたが7~8年前からまた見るようになったんですよね。そして芸人にはプロレス好きが結構います。やっぱり芸事をやる人って他の芸事にも興味を持ちますし、プロレスってスポーツなんですけどただ勝てばいいのではなく、お客さんを楽しませなければ評価されない不思議なスポーツです。
あとレスラーもただ強ければいいのではなく、魅力的な個性、キャラクターが求められます。これって落語の世界にもスゴい通じる部分があって、落語という芸を追求しながらも、それぞれの芸人が自分はどのタイプなのか、うまさなのか面白さなのか、派手なのか地味なのかいろいろ模索します。レスラーもきっと自分の理想があって入団しても、徐々に自分の売りを探してキャラ作りして必殺技考えてコスチュームなんかも変えていき自分を商品として確立していくんですよね。セルフプロデュースの能力が問われる仕事です。