ステマ疑惑のミキ投稿 首をかしげる吉本の“他人事”な見解
吉本興業所属のお笑いコンビ「ミキ」のツイッターへの投稿が波紋を広げている。京都市は吉本興業と市のPR業務を実施する契約を結んでいるが、問題となっているのは、昨年の10月6、10日にミキが市の施策をPRした投稿。京都国際映画祭やふるさと納税、市営地下鉄のPRをそれぞれ2回ずつツイート。「#京都市盛り上げ隊」「#京都市ふるさと納税」などのハッシュタグは添えられていたが、「PR」や「広告」と明記されておらず、口コミを装ってPRする「ステルスマーケティング(ステマ)」ではないかと指摘されている。また、対価は計100万円だった。
京都市民からは「ステマではないか」「原資は税金。契約金が高い」などの苦情が市に寄せられ、納得がいかない人もいるようだ。
今回の件について京都市役所に聞いてみると「『PR』と明記しなくても『#京都市盛り上げ隊』などと表記すればPRだと伝わると思っていました。『分かりづらい』と市民から指摘を受けて今は反省しています。対価については市場価格からすると高額ではありませんが、一般的な市民感覚とズレていたのかもしれません」(広報担当者)と回答があった。