ステマ疑惑のミキ投稿 首をかしげる吉本の“他人事”な見解
首をかしげてしまうのは吉本興業の見解だ。30日、HP上で「ステルスマーケティングには当たらないものと考えております」と発表。今後については「必要があれば『PR』をつける」(広報室担当者)と説明した。
京都市出身のITジャーナリストの井上トシユキ氏はこう言う。
「難しいところですが、PRをにおわす『#京都市盛り上げ隊』などと打っていたので、ぎりぎりステマとは言えないと思います。しかし、『これで分かって』というのは不親切。京都の知り合いでPRと認識している人は皆無でした。どの媒体でもPRや広告と明示するのは当たり前。SNSでも一緒です。企業側がユーザー、消費者に積極的に訴えるのが原則でしょう。闇営業や徳井さんの件でもそうでしたが、吉本興業のどこか他人事のような見解にネットユーザーや市民は冷めた視線を送っているのではないでしょうか」
世間との感覚のズレを埋めることが信頼回復への第一歩となりそうだ。