学者が分析 尿検査がシロでも自白する沢尻エリカの心の闇
合成麻薬MDMA所持で逮捕された女優の沢尻エリカ容疑者(33)。逮捕当日に採取した尿の検査結果から薬物反応は陰性で不起訴の可能性も出てきたにもかかわらず、家宅捜索ではMDMAがアクセサリーケースの中にあることを捜査員に伝え、過去の薬物歴まで明かした。なぜペラペラと自白したのか。心理学者の富田隆氏はこう分析する。
「沢尻さんはパーソナリティーが素直で、言ってみれば根がいい人。『別に』発言も批判を浴びてすぐキャラが変わったところを見ると、本来の性格ではなく、その場で求められたからやっただけ。バッシング後の映画でも交渉の余地はあったはずなのに、大胆なヌードに挑戦。逮捕前にクラブで踊り狂うのも、主催者や仲間やクラブに来たお客さんへのファンサービス。沢尻さんは社会性が高く、サービス精神旺盛な“空気の読める人”といえます。その一方、刹那的で5年後、10年後といったビジョンが描けず、その場さえ良ければと快楽へと向かい、やめるだけのストイックさもなければ、依存を絶つ理由も見つからなかったのだと思われます。将来が見えない今、同じように刹那的にゲームや酒に依存している人は多く、彼女にはたまたま薬物という非合法の選択肢があったともいえます」