GW明けには“収録在庫0”に…テレビ業界を襲う倒産ラッシュ

公開日: 更新日:

 テレビ局がつまずけば、多くのスタッフが路頭に迷う。だがそれ以上に深刻なのが芸能人だ。

芸能プロもやばくなる。YouTuberになってお金を稼げるのは一部の芸能人だけです。7~8割以上の芸能人は食べていけない。頼みの舞台も映画もコロナ禍で壊滅状態です。そもそもスポンサーがいなければ成立しない。これまではクラウドファンディングなどを駆使してしのいできたが、今回のコロナ騒動で多くの日本国民が生活防衛を余儀なくされます。心の余裕がなくなるわけですよ」(前出の芸能関係者)

 そんななか、ある永田町関係者は最悪のシナリオを口にする。

「1年かかってもいい。終息すればまだ、どうにかギリギリの段階でやっていけると思います。完全アウトなのは1年後もコロナが終息せず、東京五輪が完全に中止になった場合です。考えただけでも恐ろしい。まあ、その時はテレビ界や芸能界などのレベルではなく日本国の問題になってはいますが」

 もはや新型コロナウイルス終息は神頼みの段階に突入している。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情