コロナ禍で中止か無観客開催か NHK紅白に問われる存在意義

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 夏の音楽フェスや阿波踊りなどの大規模イベントが中止となる中、大みそかの“国民的番組”「NHK紅白歌合戦」も新型コロナウイルスの影響で開催に黄色信号だ。

「中止か無観客開催の2択を迫られている」と伝えているのは発売中の「週刊女性」。記事によれば、秋以降、コロナの第2波、第3波が懸念される中、コンサートやCDの発売、映画ドラマの公開などがすべて延期となっているため「例年以上にヒット曲が生まれづらい状況」だという。いざ開催となっても、総合司会に抜擢予定だった岡村隆史はラジオでの不適切発言により起用を見送りとなったため、司会者をイチから探さないといけないなど、問題山積。その一方、同局の音楽番組「うたコン」では、アーティストのリモート出演による演出方法を模索しているという。

 渦中のNHKは紅白の開催に関して同誌に「現状、お答えできる段階ではありません」と回答しているが、5月15日には、大河ドラマ麒麟がくる」と朝ドラ「エール」の放送を一時休止することを発表。コロナで収録ができなかったことにより「麒麟」は6月14日(日)から、「エール」は6月29日(月)から一時休止となるという。芸能ジャーナリストの城下尊之氏はこう話す。

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