トリはやはり嵐? コロナ禍で今年の紅白は演出どう変わる

公開日: 更新日:

 具体的には、恒例となっているNHKホールからの生放送になるという。既に一部のメディアによって報じられているが、「リモートは基本、外せない演出手法」だという。

「出演者は自分の番が来るまで控室で待機。またNHK内のスタジオをフル稼働して歌唱してもらう。司会者はシールドに囲まれたブースに入り、場合によってはフェースガードをかぶってのパフォーマンスとなるだろう。今回、審査員は視聴者で、ネットで投票し、勝ち負けを決めるんです」(紅白制作関係者)

 大トリを務めるのは今年末で予定通りグループ活動の全てを休止する嵐で“鉄板”だという。

「当初、コロナ禍でコンサートや他のパフォーマンスを実行できていない嵐のメンバーは『紅白』だけを特別扱いできないと後ろ向きの返事だったようだがここにきて考えを改めたようです。無観客のファイナルコンサートの実施が内定し、メンバーも少し気が楽になったようです」(テレビ局関係者)

 すでにNHKは今年度の紅白制作に対し通常の年の1・5倍となる40億円規模の制作費を内定し、これまでにない規模のネット環境を構築し、放送に臨むことになるという。

 NHKの一年で最大行事といわれる紅白。コロナ禍で在宅率が高まれば、案外、今年は近年マレに見る高視聴率を叩きだすかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇