トリはやはり嵐? コロナ禍で今年の紅白は演出どう変わる
具体的には、恒例となっているNHKホールからの生放送になるという。既に一部のメディアによって報じられているが、「リモートは基本、外せない演出手法」だという。
「出演者は自分の番が来るまで控室で待機。またNHK内のスタジオをフル稼働して歌唱してもらう。司会者はシールドに囲まれたブースに入り、場合によってはフェースガードをかぶってのパフォーマンスとなるだろう。今回、審査員は視聴者で、ネットで投票し、勝ち負けを決めるんです」(紅白制作関係者)
大トリを務めるのは今年末で予定通りグループ活動の全てを休止する嵐で“鉄板”だという。
「当初、コロナ禍でコンサートや他のパフォーマンスを実行できていない嵐のメンバーは『紅白』だけを特別扱いできないと後ろ向きの返事だったようだがここにきて考えを改めたようです。無観客のファイナルコンサートの実施が内定し、メンバーも少し気が楽になったようです」(テレビ局関係者)
すでにNHKは今年度の紅白制作に対し通常の年の1・5倍となる40億円規模の制作費を内定し、これまでにない規模のネット環境を構築し、放送に臨むことになるという。
NHKの一年で最大行事といわれる紅白。コロナ禍で在宅率が高まれば、案外、今年は近年マレに見る高視聴率を叩きだすかもしれない。