たけしに欽ちゃんも…コロナが蝕む大御所芸人のメンタル
新型コロナウイルスの感染拡大は、ベテラン大御所芸人たちのメンタルをもむしばんでいるようだ。
「新・情報7days ニュースキャスター」(TBS系)に出演するビートたけし(73)は、4月18日放送回から3カ月以上リモート出演が続いているが、長引く自粛生活で外出もできず、やる気が起きないことを吐露。8月1日の放送では、「世の中が動いてなきゃ自分もやる気なくて、停滞していると小説書く気もないし、絵を描く、ピアノ、全部ダメだね」と語った。コラムニストの桧山珠美氏はこう話す。
「最近のたけしさんは“コロナ疲れ”なのか、モニターの中での表情も覇気がなく、コメントの切れ味もいまひとつ。リモート出演にはもう飽き飽きしているのでしょう。同世代の志村けんさんが亡くなったことも関係しているのかもしれません」
コロナ感染による肺炎で、3月末に志村けんさん(享年70)が亡くなった際は、たけしは「ちょっと鬱になっちゃって。ノイローゼになっちゃって、何も考えなくなったね。俺は一体、どういう人生をこれから歩むんだろうとまで考えたね」と同番組でコメント。桧山氏は付け加える。