「長澤会」躍進 東出昌大かばう“男気”に心酔する女優続々
今、芸能界の女優派閥に大きな変化が起きている。これまで沢尻エリカ(34)をトップとする「沢尻会」が最も有名で勢力を誇っているとされていたが、昨年の薬物事件以降、会は事実上解散に追い込まれた。
「一時は沢尻会に入ることが若手の女性タレントにとってステータスと言われていました。ところが、あの事件以来、公の場で沢尻さんの名前を口にすることすらはばかれるような雰囲気になっています」(芸能関係者)
薬物事件て失速した沢尻に代わって、今、芸能界で勢いづいているのが有志が長澤まさみ(33)を囲む「長澤会」である。この数年で彼女の映画が次々にヒットしたことで人が集まった。
木村拓哉(47)と共演した映画「マスカレード・ホテル」は、ネガティブな下馬評を見事に覆して46億円を超えるスマッシュヒットとなった。映画俳優としてのキムタクの評価が一変したのは、長澤の存在が少なからず影響したといえる。
その3カ月後に公開された映画「キングダム」も爆発的ヒットを記録し、57億円を超える興収成績を残している。
長澤の快進撃はこれだけではない。この2作品に続く「コンフィデンスマンJP -ロマンス編-」もヒットし、こちらも興収は30億円に迫る数字を残した。こうした活躍が評価され、長澤は映画祭で賞を総なめにした。