草彅剛「ミッドナイトスワン」好調 “番宣”にSMAP曲の意味
元SMAPの草彅剛(46)がトランスジェンダー役を演じた映画「ミッドナイトスワン」が話題になっている。独立系配給作品で全国151スクリーンという中規模公開にもかかわらず、オープニング3日間で8万3519人を動員。興行収入1億2000万円超えを記録し、草彅の演技力が評価されているのだ。身体と心の葛藤を抱える草彅演じる凪沙が、母に捨てられた少女と出会い、母性に目覚めていく物語。9月25日の公開にさきがけ、公開日の語呂合わせである925秒(15分25秒)の世界最長予告編も話題になった。
草彅といえば、16年末にSMAP解散、翌17年に稲垣吾郎(46)、香取慎吾(43)とジャニーズを退所し「新しい地図」として芸能活動を再開。ところが、ジャニーズ時代を振り返る話題になると、「SMAP」は禁句扱いで、「グループ時代」という表現を用いていた。元メンバーの中居正広(48)や木村拓哉(47)のテレビ出演時とは異なり、「新しい地図」の3人にはSMAPの楽曲がBGMで使用されることはなかった。
そんな“古巣”とようやく雪解けの兆しが。2日に放映された「ぴったんこカン・カンスペシャル」(TBS系)に草彅がゲスト登場した際、SMAPのヒット曲「セロリ」が流れたのだ。さらに、「ダイナマイト」「青いイナズマ」「SHAKE」、デビュー曲の「Can't Stop!!-LOVING-」、草彅の主演ドラマ「任侠ヘルパー」(フジテレビ系)の主題歌「そっと きゅっと」など往年のSMAPの曲が次々と番組内で流れた。