「鬼滅の刃」実写化なら炭治郎は誰が? 浮上する6人の俳優
16日の公開初日から3日間の興行収入が46億円を突破したアニメ「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(外崎春雄監督)。この調子が続けば、日本の長編アニメ映画として歴代1位の興行収入(約300億円)を誇る「千と千尋の神隠し」(2001年、宮崎駿監督)を超える日も遠くないだろう。
映画批評家の前田有一氏がこう言う。
「公開3日で46億円というのは驚きですね。新宿の映画館では26時(午前2時)まで上映していると聞きましたから、どこまで動員が伸びるか。『鬼滅の刃』を見た多くのお客さんが再び映画館に足を運ぶ効果も期待できると思います」
新型コロナで停滞していた映画業界にとっても「起死回生」の作品になったのは間違いない。そこで早くも漏れ始めたのが「実写化してほしい」との声だ。
大ヒットしたアニメはこれまでも数多くの作品が実写化されている。だが、その際に重要なのが、原作のイメージをどこまで忠実に再現できるかだろう。アニメと実写版と“乖離”が大きくなれば、場合によっては原作自体の評判を落としかねないからだ。とりわけ、重要なのがキャストだ。